パニックについて

http://www.geocities.jp/johnhealing/panic.html

脳波検査前、仮説としては、パニックは、パニックを起す引き金となる脳波がある、と考えられていた。しかし、この症例では、そのような脳波は見つからなかった。ところが、後頭部の信号は海馬体や脳梁からの信号であるそうだ。海馬体や脳梁が常に働きつづけると、脳が休まる時がなく、常にストレス状態にある。その結果、「海馬体や脳梁が休まる時がなければ、眠っていても休まる時はないだろう」ということになる。

パニックはたぶん一過性のものとしてのパニックならば、通常起こりうると思う。「視野」がある程度改善されるには、恐怖的知覚となったものが完全に切り離され、その状態で記憶領域が整理される時間があるていどもてることなのだろう。
昔、思い出せばパニックっぽいのはあった、と思う。相手の言語が理解できず(これはストレスにより視野が狭まっていたためだろう)、愛着された相手に伝えられる術もなく「違う」とただ当り散らしていた。そもそもが全く異質のものとして理解されることは、「視野」が狭まっているためなんだろう。「視野」が狭くなった場合、「視野狭窄」と「関連付け」の行われやすさというものは相関するのかもしれない。
ストレスを軽減するには、外部に認識される関連を切断するか、こちらの状態を理解してもらうしかない。