2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

記述の限界

思いのままに書いていると、当然解釈や誤読が生じる。その解釈がある意味救いでもあることを私は知っているが、それに対して否定している、ということを自分自身述べていることを知らないまま、否定になってしまっていることがある、らしい。「理論」と「自…

書くことの意義

サバイバルのための人体実験を公開すること - My Life Between Silicon Valley and Japan 「モノを書く」ということについて。私もそのことにはとても共感を覚えました。「書くこと」の限界とできることの限界の標準を絞る、という作業にこそ、梅田氏のいう…

或る言葉のimage

言葉とは「感覚」を総動員して搾り出すようなものだ。そうではない場合があるときというのは、私以外の物事について語るときだけであり、そのときだけは向こう側と言葉を交わすことが出来る。 想いを総動員することなく言葉をそのまま出しているかもしれない…

場/概念形成

個体/集団 - Double Line 「凝集」は、モラルハザードとリスク回避によって、維持が可能な集団を形成しコーシャスシフトしていくこと。これはコーシャスシフトを発生させる主因が存在することで発生する。 「開放」はその力場エネルギーによって個別の判断で…

コミュニケーション/t時点の認知論

画面から視界に入った文字をそのまま見て読むことは意識的に避けられない。読まないと判断した時点で実のところ読んでしまっている。そうした「見た read」ことを前提とすると、「可視化」された部分をどう受け取るか、ということが焦点となります。 場とい…

可視化と対話

罵倒を芸風とかキャラクターだとして容認する場こそが問題 - ARTIFACT@ハテナ系 事実、「とめていなかった」のではなくて「これまでなぜとめられなかったのか」と考えたほうがいいかもしれません。事実をどれくらい「知って」いるか「知らない」かを基準にす…

事実の非対象性

危険域α/発話前・後の二重性 事実は、観念と想像の積み重ねによって、個と他の意識の混交によって作り上げあげられる。事実は、自他の合意によってでしか形成されない。自を思考とすれば、画面にアプローチすることは他である。自他の境界によって、事実はそ…

二義的なアプリオリ / 転移と断片

「異化 - 同化エネルギー」をD(Dissimilation)-A(Assimilation)と定義し、「反撥 - 受容エネルギー」をR(Repulsion)-R(Receipt)と定義します。共有感覚 / 反撥 - 受容 / 異化 - 同化ではD-AとR-Rのそれぞれの相互作用によって、位置が移動する状況を述べまし…

危険域α/発話前・後の二重性

感情を伴った形式を使用するメタファー(metaphor)というのはアイロニーとして「感情を伴わない」可能性を除外する危険性があります。その危険域帯を狭くしていくには、「しない」という0の可能性を拾いあげることが重要となってきます。また、0にも、0と1…

倫理・脳 / 他者

赤の女王とお茶を - 倫理の根源は想像力にあると思う 倫理の根源は呼びかけにある - モジモジ君のブログ。みたいな。 サバルタン、もしくは複数的な私 - Arisanのノート 真実の中にしか生きられない人と共にあることは可能か - モジモジ君のブログ。みたいな…