試論

集合の知覚/メタ視

顕在化不安と現存在不安/ジレンマとパラドックスの続き。

顕在化不安と現存在不安/ジレンマとパラドックス

二義的なアプリオリ / 転移と断片の続き。 被害者となる可能性に対しての、自衛手段。 加害者となる可能性に対しての、危険性の提案。

言葉の生成/価値判断

コミュニケーション/t時点の認知論 仮に「空気」が場そのものから感情を抽出したものとするなら、「空気」はそれ自体を知覚し行為した当人にしか知りえない個人差を伴った感情の喚起なのだろうと考えている。そこから、さまざまな価値判断による「空気」が動…

場/概念形成

個体/集団 - Double Line 「凝集」は、モラルハザードとリスク回避によって、維持が可能な集団を形成しコーシャスシフトしていくこと。これはコーシャスシフトを発生させる主因が存在することで発生する。 「開放」はその力場エネルギーによって個別の判断で…

コミュニケーション/t時点の認知論

画面から視界に入った文字をそのまま見て読むことは意識的に避けられない。読まないと判断した時点で実のところ読んでしまっている。そうした「見た read」ことを前提とすると、「可視化」された部分をどう受け取るか、ということが焦点となります。 場とい…

事実の非対象性

危険域α/発話前・後の二重性 事実は、観念と想像の積み重ねによって、個と他の意識の混交によって作り上げあげられる。事実は、自他の合意によってでしか形成されない。自を思考とすれば、画面にアプローチすることは他である。自他の境界によって、事実はそ…

二義的なアプリオリ / 転移と断片

「異化 - 同化エネルギー」をD(Dissimilation)-A(Assimilation)と定義し、「反撥 - 受容エネルギー」をR(Repulsion)-R(Receipt)と定義します。共有感覚 / 反撥 - 受容 / 異化 - 同化ではD-AとR-Rのそれぞれの相互作用によって、位置が移動する状況を述べまし…

危険域α/発話前・後の二重性

感情を伴った形式を使用するメタファー(metaphor)というのはアイロニーとして「感情を伴わない」可能性を除外する危険性があります。その危険域帯を狭くしていくには、「しない」という0の可能性を拾いあげることが重要となってきます。また、0にも、0と1…

二次元と三次元

二次元と三次元が存在する。 二次元にとっての三次元空間は存在する。 三次元を表象する場合、二次元へと押し込め圧縮されてしまう。 三次元同士の三次元表象は二次元の重なりではなく、「仮定三次元」と呼べるものによって表象可能としている(仮説)。 二…

強さと弱さ

私は「弱さ」というものを「現象」と捉えている。「強さ」も「弱さ」という言葉そのものは相対的な価値で捉えられ、また現象は流動的であり、時間と共に、濃くも薄くもなる。 もし「強さ」というものがあると仮定するならば、一瞬としての「強さ」と、ある程…

共有感覚 / 反撥 - 受容 / 異化 - 同化

立場とアイデンティティの続き。 共有感覚と視野 灰色の点が、観察の「個」で、円は「共有感覚」、そこから伸びる線は、フィールドを見渡せる視野がどれだけあるか、というのに対して、遠近を用いて表しています。 「共有感覚」というのは「何かを以て、感覚…

立場とアイデンティティ

XY軸平面上にいる人々は「立場から物事を捉える状態」、XnYn軸平面上にいる人々は「意識をどの立場に置いて感情を発露したらいいかを考え、AとBの乖離を狭めようと考えている状態」、そして、「それら立体状を網羅している状態」の三通りがあります。それぞ…

空気

「空気」とは、その「場」において完結した「物語」。快い物語、不快な物語、号泣する物語、憤慨する物語、首肯する物語、鸚鵡返しにする物語、反撥する物語、疑問する物語、愛する物語、共感する物語、平凡な物語、無言な物語、フラットな物語。「場」とは…

個体/集団

とあるムラ集団があった。彼は行動することで、可能な限りの生存可能性を探る。自力で、可能な限り様々な可能性を行為で潰していく事によって、残った可能性を見つけ出すという類推過程をたどる。個体を生き残らせるために、集団という塊を創りだし、群れを…

返しと言葉

コミュニケーションが難しい相手というのには何種類か存在する。私が度々遭遇する、返答に困る相手というのは、まず「自分の考えが正しいと疑わず、相手の事情や葛藤に疑いをもてないタイプ」である場合と、「相手がどの言葉を発してどう考えているかが未知…