Security hole hacking

セキュリティにF5連打、セキュリティにトロイの木馬を置く。 発動を待つ――セキュリティホールにiという思考を置き去りにした後、爆破し解体する。 憎悪の斧は振り下ろされる――空白の中にある檻。 解析した泥の中には、マイクロチップが入っている。

言葉の生成/価値判断

コミュニケーション/t時点の認知論 仮に「空気」が場そのものから感情を抽出したものとするなら、「空気」はそれ自体を知覚し行為した当人にしか知りえない個人差を伴った感情の喚起なのだろうと考えている。そこから、さまざまな価値判断による「空気」が動…

意味ネットワークと物語

http://www.shokoku.ac.jp/~yosimine/study/study.htm [http://www.shokoku.ac.jp/~yosimine/study/papers/story_comprehension_simulation.pdf 与えられたテキストに基づいてそのテーマを推定し、さらに推定されたテーマにもっとも適した物語の人物像や状況…

記述の限界

思いのままに書いていると、当然解釈や誤読が生じる。その解釈がある意味救いでもあることを私は知っているが、それに対して否定している、ということを自分自身述べていることを知らないまま、否定になってしまっていることがある、らしい。「理論」と「自…

書くことの意義

サバイバルのための人体実験を公開すること - My Life Between Silicon Valley and Japan 「モノを書く」ということについて。私もそのことにはとても共感を覚えました。「書くこと」の限界とできることの限界の標準を絞る、という作業にこそ、梅田氏のいう…

或る言葉のimage

言葉とは「感覚」を総動員して搾り出すようなものだ。そうではない場合があるときというのは、私以外の物事について語るときだけであり、そのときだけは向こう側と言葉を交わすことが出来る。 想いを総動員することなく言葉をそのまま出しているかもしれない…

場/概念形成

個体/集団 - Double Line 「凝集」は、モラルハザードとリスク回避によって、維持が可能な集団を形成しコーシャスシフトしていくこと。これはコーシャスシフトを発生させる主因が存在することで発生する。 「開放」はその力場エネルギーによって個別の判断で…

コミュニケーション/t時点の認知論

画面から視界に入った文字をそのまま見て読むことは意識的に避けられない。読まないと判断した時点で実のところ読んでしまっている。そうした「見た read」ことを前提とすると、「可視化」された部分をどう受け取るか、ということが焦点となります。 場とい…

可視化と対話

罵倒を芸風とかキャラクターだとして容認する場こそが問題 - ARTIFACT@ハテナ系 事実、「とめていなかった」のではなくて「これまでなぜとめられなかったのか」と考えたほうがいいかもしれません。事実をどれくらい「知って」いるか「知らない」かを基準にす…

事実の非対象性

危険域α/発話前・後の二重性 事実は、観念と想像の積み重ねによって、個と他の意識の混交によって作り上げあげられる。事実は、自他の合意によってでしか形成されない。自を思考とすれば、画面にアプローチすることは他である。自他の境界によって、事実はそ…

二義的なアプリオリ / 転移と断片

「異化 - 同化エネルギー」をD(Dissimilation)-A(Assimilation)と定義し、「反撥 - 受容エネルギー」をR(Repulsion)-R(Receipt)と定義します。共有感覚 / 反撥 - 受容 / 異化 - 同化ではD-AとR-Rのそれぞれの相互作用によって、位置が移動する状況を述べまし…

危険域α/発話前・後の二重性

感情を伴った形式を使用するメタファー(metaphor)というのはアイロニーとして「感情を伴わない」可能性を除外する危険性があります。その危険域帯を狭くしていくには、「しない」という0の可能性を拾いあげることが重要となってきます。また、0にも、0と1…

倫理・脳 / 他者

赤の女王とお茶を - 倫理の根源は想像力にあると思う 倫理の根源は呼びかけにある - モジモジ君のブログ。みたいな。 サバルタン、もしくは複数的な私 - Arisanのノート 真実の中にしか生きられない人と共にあることは可能か - モジモジ君のブログ。みたいな…

Me'mento-Mori

「死」ということを、私は幼いなりに考えた事がある。「死」という状況と「死ぬな」という規範・まなざしの板ばさみとなって「死」を選ぼうとしたことがある。「死」という可能性は日常の中に、「死ぬな」という言葉は私の内側にあり、その矛盾が、「現実」…

二次元と三次元

二次元と三次元が存在する。 二次元にとっての三次元空間は存在する。 三次元を表象する場合、二次元へと押し込め圧縮されてしまう。 三次元同士の三次元表象は二次元の重なりではなく、「仮定三次元」と呼べるものによって表象可能としている(仮説)。 二…

時間の遡行「モモ」

モモ (岩波少年文庫(127))作者: ミヒャエル・エンデ,大島かおり出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/06/16メディア: 新書購入: 41人 クリック: 434回この商品を含むブログ (299件) を見るミヒャル・エンデの「モモ」という作品は、今も持っている。読書な…

断絶のモルタルと空

私はあの講演で自閉症を理解しようという人・日常自閉症者と接している人との間にさえまだとてつもない大きな壁があることを知り、悲しみと怒りを感じるとともに、私が母にどれほど多大な期待と要求をしていたかを改めて知りました。 先生が言われた、自閉症…

悩みと痛み

現実世界においても「持っている側」の人間は、「持っていない側」の人間を馬鹿にしていないケースが多い。 http://d.hatena.ne.jp/umikaze/20070519/p2 「持っている側」というイメージ喚起は、「血の滲むような努力を行い/行なわず、”持っている”状態とな…

まなざしの余剰

まず「視線」「まなざし」というものがどういったものなのかを定義したいと思います。ここでは「他者から何かを自分の中に見出して”探られている”感覚」と言い換える事が出来ます。また、「そうした感覚を与える発言、発話」によって、それらは実体化されま…

低気圧と頭痛

天気がよいと気分が良く、やる気も出ます。逆に、雨の日はしょんぼりし、動くのもおっくうです。このような誰でも経験するあたりまえのことが、病気とも関係してくるのです。天気がよいということは、その地域が高気圧になっていることです。高気圧は空気が…

kmizusawaさんの日記閉鎖について

http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20070512/p1 kmizusawaさんお疲れ様でした。短い間かもしれませんが、blogをはじめてから、私はkmizusawaさんのサイトを拝見していて、いつのまにかkmizusawaさんが私のサイトを見に来てくれていて、またコメントも残してく…

強さと弱さ

私は「弱さ」というものを「現象」と捉えている。「強さ」も「弱さ」という言葉そのものは相対的な価値で捉えられ、また現象は流動的であり、時間と共に、濃くも薄くもなる。 もし「強さ」というものがあると仮定するならば、一瞬としての「強さ」と、ある程…

カラ定義

fuuuuuuunさんのいうカラというものについて考えて、仮説のようなものをたててみた。 カラとは「他者に沈み込んだがを逆に見ることによって、が分岐した他者に沈み込んだの思考と一体化し、同化し、その結果として表出した行為の連続性」だと考えています。 …

事実として

私もそうです。軽々しくそういってはいけないかもしれないけど。 いつも思うけれど、カラ、自分がないということをネガティブな文脈ではなく事実として書ける人に私ははじめて出会いました。多分、いつも私はそこを「ただ事実として」掬い取ってもらいたかっ…

共有感覚 / 反撥 - 受容 / 異化 - 同化

立場とアイデンティティの続き。 共有感覚と視野 灰色の点が、観察の「個」で、円は「共有感覚」、そこから伸びる線は、フィールドを見渡せる視野がどれだけあるか、というのに対して、遠近を用いて表しています。 「共有感覚」というのは「何かを以て、感覚…

言葉の錘

女同士で「女ってこうだよね」と笑いながらする会話。冗談と本音とないまぜになったような。 http://d.hatena.ne.jp/fuuuuuuun/20070503/p1 そうしたことはよくある。逆にそうなのかな、と聞いてしまうことが相手にとって不安を刺激するとわかってからは、首…

帰属意識という意識状態ってなんだろう

http://d.hatena.ne.jp/fuuuuuuun/20070501/p2 fuuuuuuunさんのエントリで、帰属意識ってそういえばどういうものなんだろうと思いました。 集団やコミュニティに存在していると私は感じた事がなく、学校の学級でもラベルに過ぎない、ということしか感じられ…

「傷つける可能性」への言及

http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20070502/p2 kmizusawaさんと同じように、私も、そうした「傷つける可能性」というものに対して考えることがあり、それに対して自分自身怖くなることがあります。Webでは、仮に読者の性質に若干偏りがあるとしても「不特定…

心と体

周囲から責められると、その世界全てが自分を責めているように感じられる、という状態だった頃がある。今でも、そうした兆候はあるものの、他者認識が出来る前の私は、「自己完結」した自己によって、他者が「わからない」から自分の中で他者の評価を勝手に…

感情抑制

私は、全ての原因に”「感情」が抑えられなければならない”という状態が原因なんじゃないか、と思う。 「感情をおさえる」というのは凄く難しい――というよりも不可能だろうと思える。「蔑視」にしても、感情を流出させまいと抑えている人達専用の「感情の捌け…